肺炎知識ガイド
肺炎の予防
誤飲を防ぐ
誤飲のために肺炎になってしまうことがあります。誤飲や、口腔内のばい菌によって(嚥下性)肺炎になってしまうことがあります。このタイプの肺炎を防ぐ根本的な予防策は、口の中をきれいにすることと、そもそも嚥下性肺炎の原因になっている(誤飲)を防ぐことです。
誤嚥を防ぐための方法としては、まず生活リズムを調整することです。寝たきりのお年寄りの場合は、一日の生活リズムがはっきりしていないことがあります。このような生活から脱し、毎日の食事の時間や入浴、散歩など生活に一定のリズムをつくり、食べることへの意欲を増進させます。
そして嚥下体操とよばれるストレッチを行います。ゆっくりと深呼吸して、首を左右に、そしてぐるりと回し、肩を上下させ首や肩まわりの体操を行います。また口そのものを膨らませたり、舌を出したり引っ込めたりして、口のまわりの筋肉もストレッチします。
はっきりと発音できるかどうか、意識的に飲み込むことができるかどうかは、嚥下体操をさせながら観察できます。 また食事の際もしっかりとした姿勢(背筋を伸ばす)で、軽く頷いて(あごを引く)、意識的に飲み込む動作をさせて食事をさせます。この場合、ゼリータイプの食事が一番適しています。
また口の中を清潔にすることですが、歯磨きをさせることが難しい場合は、ただうがいをするだけでも口の中のばい菌を減らすことが出来ます。うがいをする際は頬を膨らませ、ぶくぶくと息を吐く動作を行うと口のトレーニングになります。