問診

肺炎知識ガイド

肺炎の診断

問診

肺炎の診断のためには、まず最初に問診を行います。通常、医療機関に風邪などの症状を訴えて受診した際に、問診を行う事なくいきなりX線胸部レントゲン検査やCT検査を行うことはほとんどありません。

問診で聞かれることは、今現在の症状や、今患っている病気のことなどで、患者の患う病気が単なる風邪なのか、それともすでに気管支炎や肺炎にまで進んでいるのかを問診の際に医師は考えています。ですから問診時には、体のだるさや痰の色、過去に呼吸器系の病気にかかった経験があるのかどうか、家で鳥は飼っていないかどうかということを聞かれることがあります。

また老人の場合ですとはっきり症状を訴えないこともあるので、医師の方から患者に対して、今現在他に病気を抱えていないか、寝たきりなのかどうか、どんな薬を普段飲んでいるのか?抗がん剤やステロイド剤は服用していないかどうか、などの質問をすることがあります。

発熱があるかどうか、それは微熱なのか、高熱か、呼吸は激しくないか、血圧や脈拍は正常なのかも調べられます(身体所見)。それから聴診器で胸の音(雑音)を聴きます。細菌性肺炎にかかってしまっている場合は独特の肺雑音(プツプツという泡がはじめるような音)がするため肺炎であると診断できますが、非定型肺炎の場合は肺雑音が弱いため、聴診だけで肺炎かどうかを判断するのが難しいのです。そこで胸部レントゲン検査やCT検査も行います。

一般的に、問診だけで肺炎にかかっているかを判断することはなく、胸部レントゲン検査も合わせて行います。